死への憧憬

ひきつった表情の空を見上げて

紫色の煙を吐いたら

また眠りにつこうとして

自分の心音(おと)すら煩わしくて

また朝を迎えてる

 

上手くやれているかな

最初と最後にいつも思う事

もう誰でもない私に言い聞かせて

季節がめぐるのよ

 

繰り返しの悪夢をこれからも続けるの?

もう分かっているのに

 

未来への希望より 死への憧憬

芽生えてから絡み付いて

もう放さない